2022年03月07日記者発表資料
子どもの貧困問題について、県では公的支援とともに、SDGsの理念を活かし、企業やNPOなどと連携した共助の取組を進めています。
共助の取組の一環として、このたび、本県とSDGs推進協定(注記)を締結している横浜銀行が、社会的課題の解決に向け、こどもの貧困問題解決に取り組むNPOを支援する「〈はまぎん〉ミライを創るアクションプログラム」を県と連携して実施することとなりましたのでお知らせします。
1「〈はまぎん〉ミライを創るアクションプログラム~こどもの未来を支援する活動募集~」の概要
主に県内で活動しているNPO法人を対象に、こどもの貧困問題の解決に取り組む活動への支援を行うものです。
【プログラムの概要】
名称 | 〈はまぎん〉ミライを創るアクションプログラム ~こどもの未来を支援する活動募集~ |
募集テーマ | 「こどもの貧困問題」の解決に向けた取り組み |
活動奨励金 | 1件あたり50~100万円の活動奨励金を支給 |
応募要件 | 以下(1)(2)の両方の条件を満たすNPO法人 (1)主に神奈川県内で活動している(事業所の所在地が県外でも応募可能) (2)こどもの貧困問題解決につながる持続可能な活動アイデアを有する |
選考方法 | 書類審査等を実施(合計で3件程度を選考予定) |
募集期間 | 令和4年4月1日(金曜日)~令和4年5月31日(火曜日) |
結果発表 | 令和4年9月頃を予定 |
2県SDGs施策との関わりについて
県と横浜銀行では、SDGs推進協定に基づき、SDGsに取組む団体を支援する私募債の発行や、学生生活継続に向け、実質無利子となる「教育資金応援ローン」の取扱など、コロナ禍での社会的課題の解決を通じたSDGsの達成に向け連携して取り組んできました。
本プログラムにより、地域の社会的課題解決の担い手となるNPO法人の活動の後押しが図られ、こどもの教育や生活の安定・向上の支援が促進されます。
県は、採択された案件に対し、県施策との連携やかながわSDGsパートナーとのマッチングを行うなど、同行とともに取組みの具体化を支援していきます。
また、選考にあたっては、本県や同行が連携する大学に加え、持続可能な社会づくりに向けユース世代の参画を促す点から、ユース世代も選考委員として参加します。
さらに、募集リーフレットは、小田原市でアート活動を中心として、障がいのある人一人ひとりの個性が光る仕事を生み出し、社会へ繋げる活動を行っている認定NPO法人 アール・ド・ヴィーヴルに作成いただきました。
注記 県と株式会社横浜銀行は、平成30年12月に「SDGs推進に係る連携と協力に関する協定(SDGs推進協定)」を締結し、様々な社会的課題の解決に向け、連携して取り組んでいます。
(添付資料)
資料 横浜銀行プレスリリース(PDF:129KB)、募集リーフレット(PDF:2,256KB)
《SDGsの推進について》
県では、SDGsの達成に向け、多様な主体とののパートナーシップにより、子どもの貧困をはじめとする社会的課題の解決に取り組んでいます。
問合せ先
神奈川県政策局いのち・未来戦略本部室
SDGs推進担当課長 湊 電話 045-285-1052
SDGs連携グループ 長谷川 電話 045-285-0909
株式会社横浜銀行 総合企画部広報室 電話045-225-1141
詳細は下記