今日は何の日【7月16日】盆送り火

今日は何の日【7月16日】盆送り火

盆送り火について

送り火は、お盆の最終日に行われる、先祖の霊をお見送りする火のことです。地域によって呼び方や時期が異なりますが、一般的には8月16日に行われます。

送り火のやり方

  1. 夕方、日が暮れ始める頃に、玄関先や庭などで 焙烙(ほうろく)麻殻(おがら) を詰めて火をつけます。
  2. 提灯の火を使って、送り火を点けます。
  3. 線香を立て、お供えをします。
  4. 先祖の霊に向かって、冥福を祈ります。

送り火の豆知識

  • 送り火は、先祖の霊が迷わないように、道標として焚くと言われています。
  • 送り火の炎は、先祖の霊があの世へ帰るための乗り物になるとも言われています。
  • 地域によっては、送り火と一緒に 精霊流しを行うところもあります。
  • 送り火は、各家庭で行うだけでなく、京都の五山送り火や長崎の精霊流しなど、大規模な行事が行われるところもあります。

送り火を行う際の注意点

  • 火を使うので、火災には十分注意しましょう。
  • 周囲の迷惑にならないようにしましょう。
  • マンションなど、火が焚けない場合は、代わりに 灯籠 を灯したり、 線香 を焚いたりしましょう。

送り火は、先祖への感謝の気持ちを表し、来年またお盆に帰ってきてくれるよう願う大切な行事です。地域によって様々な形で行われますが、ぜひ送り火の意味を理解して、ご先祖様をお送りください。