
【働く親の新支援】川崎市が2025年度から「子育て部分休暇制度」を新設!小1の壁対策として全国的に注目
制度開始
川崎市が市職員を対象に、小学1年生から6年生までの子どもを育てる職員が 1日最大2時間までの「部分休暇」を取得できる新制度を導入します。 従来は小学校就学前の子どもを育てる職員のみが対象でしたが、 「小1の壁」に対する当事者からの「子どもを家に残して出勤するのは不安」という声を受けて制度を拡充。 神奈川県に続く先進的な取り組みとして全国の自治体からも注目されています。
- 制度開始:2025年4月1日から
- 対象者:小学1年生〜6年生(中学校就学前)の子どもを育てる川崎市職員
- 休暇時間:1日最大2時間まで
- 利用見込み:小学生を育てる市職員約80人が対象
- サポート体制:会計年度任用職員制度活用、部署内カバーの人材評価制度を検討
編集者より: 「小1の壁」とは、保育園では長時間預かってもらえたのに、小学校では下校時間が早く、 働く親にとって子育てと仕事の両立が困難になる問題です。川崎市は昨年12月13日の市議会で 条例改正案を可決、2024年4月に同様の制度を導入した神奈川県の事例も参考にしています。 この制度により、子育て世代の職員が安心して働き続けられる環境づくりが期待されています。 詳しい申請手続きについては 川崎市人事委員会事務局でも 確認できます。