第136回川崎市定期能<観世流梅若会> ~宴シリーズ第二弾~
【第1部】13:00開演(12:30開場)
【第2部】16:00開演(15:30開場)
/ 川崎能楽堂
川崎能楽堂が展開する「宴」シリーズの第二弾として、観世流梅若会による定期能が開催されます。「華やぎ、悲しみ、駆け引き――能に映し出される「宴」のさまざま」をテーマに、昼夜二部構成で古典の傑作が上演されます。
第1部では、世阿弥の作で夢幻能を代表する傑作**『井筒 カケリ入』**を上演。在原業平と紀有常の娘の恋の悲しみを描きます。そして、第2部では、美しい紅葉の宴から一転して鬼女との激しい戦いが繰り広げられる**『紅葉狩 鬼揃』**が上演されます。古典芸能の重厚さと、それに連なる狂言のユーモラスな演目も併せて楽しめる、豪華な一日です。
- **イベント名:**第136回川崎市定期能<観世流梅若会> ~宴シリーズ第二弾~
- **日 時:**2025年12月13日(土)
【第1部】13:00開演、【第2部】16:00開演 - **会 場:**川崎能楽堂
- **所在地:**神奈川県川崎市川崎区日進町1-37
- **料 金:**
一般:各部5,000円(正面席)/4,500円(脇正面・中正面)
U25(25歳以下):各部3,000円(脇正面・中正面のみ) - **席 種:**全席指定
- **チケット発売日:**2025年10月27日(月)10:00より発売開始
- **【第1部】**
- **狂言「福の神」**:三宅 右近(和泉流)
- **能 「井筒 カケリ入」**:角当 行雄(観世流梅若会)
- **【第2部】**
- **狂言「昆布売」**:三宅 近成(和泉流)
- **能 「紅葉狩 鬼揃」**:角当 直隆(観世流梅若会)
狂言方和泉流の三宅家からは、重要無形文化財「能楽」保持者である**三宅右近**氏(第1部)、その次男で秘曲・大曲を披いている**三宅近成**氏(第2部)が出演。能楽の世界を代表する名家の芸風を堪能できます。 能のシテ方からは、観世流梅若会の**角当直隆**氏(第2部)が出演。重要無形文化財総合指定保持者であり、父・角当行雄氏とともに親子三代で舞台に立つ能楽師です。NHK大河ドラマなど多数のメディア出演を通じ、能の普及に積極的に努めています。
**編集者メモ:** 本公演は、観世流の重厚な能と和泉流の狂言を一度に楽しめる、非常に価値の高い定期能です。特に、能楽に馴染みのない方は、公演前の**事前講座**(11月15日開催、有料チケット購入者は無料)に参加することで、演目の背景や「夢幻能」の世界観を深く理解でき、当日の鑑賞がより一層深まるでしょう。チケットの購入は、WEB(カンフェティ GETTIIS)または電話・窓口で行えますが、購入方法によって手数料や座席の選択可否が異なりますので、公式Webサイトで詳細を確認されることを推奨します。
