【洗足学園音楽大学】現代に響く伝統の音色「邦楽 冬の演奏会」
洗足学園音楽大学のランドマーク「シルバーマウンテン」にて、現代邦楽コースの学生、研究生、そして第一線で活躍する指導陣が一堂に会する**「邦楽 冬の演奏会」**が開催されます。本公演は、古典の枠を超えた「現代邦楽」の響きを堪能できる貴重な機会です。プログラムには池上眞吾や吉崎克彦ら現代邦楽界を代表する作曲家の作品が並び、フィナーレでは沢井忠夫の名曲**「ファンタジア」**を大合奏で披露。独奏箏と箏群が織りなすダイナミックな音世界は必聴です。司会には現代邦楽研究所所長の森重行敏を迎え、楽曲の背景や聴きどころを分かりやすく解説。邦楽ファンはもちろん、初めての方でも深く楽しめるコンサートとなっています。
- 開場:14:30
- 開演:15:00
- 会場:洗足学園音楽大学 シルバーマウンテン1F (川崎市高津区久本2-3-1)
- 料金:無料 (全席自由 / 要事前予約 / 小学生以上入場可)
- 内容:現代邦楽コンサート (箏、三絃、十七絃、笛、琵琶によるアンサンブル・大合奏)
- 演奏曲目:秋さやかに(池上眞吾)、クリスタル(吉崎克彦)、海鳴り(石井由希子)、流遍の譜(石高琴風)、ファンタジア(沢井忠夫 / 箏ソロ:川田健太)
- 出演:川田健太 / 現代邦楽コース学生・研究生 / 吉原佐知子(統括) / 産形典子(助演) ほか
- 司会:森重行敏 (現代邦楽研究所 所長)
本公演を統括する**吉原佐知子**は、東京藝術大学卒業後、ビクター邦楽技能者育英賞を受賞した実力派箏奏者。古典から現代曲まで幅広く手掛け、洗足学園では後進の指導に情熱を注いでいます。司会の**森重行敏**は、民族音楽学の視点から「日本の音」を研究し、著書『ビジュアル版・和楽器事典』でも知られる現代邦楽研究所の所長。彼による解説は、難解になりがちな現代邦楽を身近に感じさせてくれます。また、「ファンタジア」でソリストを務める**川田健太**は、地域創造の公共ホール邦楽活性化事業登録アーティストに邦楽家として初めて選出された若手のホープ。その卓越した技術と表現力に注目です。
編集者ノート: 会場の**シルバーマウンテン**は、その名の通り銀色の流線型をした独特な外観が特徴で、音響的にも視覚的にも特別な体験ができるホールです。本公演は**無料ですが事前予約が必須**です。洗足学園の演奏会は人気が高く、当日券が出ない場合も多いため、必ず公式サイトから予約(電子チケット)を済ませておきましょう。アクセスは「溝の口」駅から徒歩約8分。キャンパス内のイルミネーションや雰囲気も併せてお楽しみください。


