今日は何の日【6月5日】二十四節気 芒種

今日は何の日【6月5日】二十四節気 芒種

 

芒種(ぼうしゅ)は、二十四節気の9番目にあたる節気です。毎年6月上旬〜下旬にあたり、今年は6月の5日になります。

芒種の意味

芒種は、「芒(のぎ)」と「種(たね)」の2つの漢字から成り立っています。「芒」は、麦や稲などのイネ科植物の穂先にある針のような毛のことです。「種」は、植物の繁殖器官である種子のことです。

つまり、芒種は「イネ科植物の種をまく頃」という意味になります。

芒種の特徴

芒種の時期は、梅雨入り前の6月上旬〜下旬です。この時期は、全国各地で米の田植えが見られるほか、蛍やあじさいなども見られます。旬を迎える食べ物も多く出回るので、ぜひ風景や食から芒種の時期を楽しんでみてくださいね。

芒種の七十二候

芒種には、それぞれ7日間の期間に分けられる七十二候があります。

  • 初候:螳螂生(とうろうせい)(6月6日〜9日頃)
  • 次候:腐草為蛍(ふそうためるほたる)(6月10日〜15日頃)
  • 末候:梅子黄(ばいしかき)(6月16日〜21日頃)

芒種頃の過ごし方

芒種頃の過ごし方としては、以下のようなものがあります。

  • 田植えを見学する
  • 蛍狩りを楽しむ
  • あじさいを見に行く
  • 旬の食材を使った料理を食べる
  • 麦茶を飲む

芒種に関する豆知識

  • 芒種は、旧暦では4月末から5月上旬にあたります。
  • 芒種は、二十四節気の中で唯一、植物の名前を含む節気です。
  • 芒種は、田植えの時期の目安とされてきました。
  • 芒種は、梅雨入り前の時期ですが、地域によってはすでに梅雨入りしているところもあります。

芒種と夏至

芒種は、夏至(げし)の前の節気です。夏至は、1年の中で最も昼が長い日です。

芒種と夏至は、どちらも重要な節気ですが、芒種は田植えなどの農作業の時期、夏至は太陽の運行に関係する時期という違いがあります。

芒種に関する詩歌

芒種に関する詩歌として、以下のようなものがあります。

  • 「芒種」(杜牧)
  • 「田家」(白居易)
  • 「蛍」(源義経)

これらの詩歌は、芒種の風景や人々の暮らしの様子を詠んでいます。

芒種についてもっと詳しく知りたい場合は、以下のサイトなどを参考にしてください。

芒種は、日本の初夏を代表する節気です。ぜひ、芒種の時期ならではの自然や文化を楽しんでみてください。