―ボランティアの皆さんとともに、殺処分ゼロからその先へー

2022年04月19日記者発表資料（県政・平塚記者クラブ同時発表）

令和3年度も「神奈川県動物愛護センター」に保護された犬と猫の殺処分がゼロになりました。犬は平成25年度から9年間、猫は平成26年度から8年間殺処分ゼロを継続しています。

殺処分ゼロからその先を目指した取組

県では、殺処分ゼロからその先を目指し、「かながわペットのいのち基金」を活用し、公益社団法人神奈川県獣医師会と連携した、病気やケガの犬や猫の治療や、人に馴れていない犬のしつけや訓練の実施、また、譲渡会や譲渡前講習会のオンライン化など、県動物愛護センターに保護された犬や猫のいのちを守り、譲渡につなげる取組を推進しています。

そして、殺処分ゼロの継続は、なによりボランティアの皆さんの懸命な活動や、保護された犬や猫を新たな家族として迎えてくださった、県民の方々の温かい想いのおかげです。

一方で、飼い主の何らかの事情により、手放されて保護される犬や猫は後を絶ちません。動物の飼い主の方々は、できる限りその動物が命を終えるまで、適切な飼養をお願いします。
県は、今後も、ボランティアの皆さんや関係機関と連携し、犬や猫の収容数の減少、譲渡及び返還の推進に取り組んでいきます。

動物愛護センターでの治療の様子